Ixxat Safe T100/FSoE により、EtherCAT を介した機能安全が可能になります

May 04, 2023

ヘザー・ホール著 | 2023 年 5 月 5 日

HMS Networks は、Ixxat SafeT100 モジュールの新バージョンをリリースし、ユーザーが FSoE (EtherCAT を介した機能安全) の安全な I/O を実装できるようにします。 以前は PROFIsafe および CIP Safety で利用可能でしたが、新バージョンでは ETG 5100 V1.2.0 に従って EtherCAT 上の機能安全をサポートしています。

Ixxat Safe T100 は、デバイス メーカーや機械製造業者が SIL 3 および PLe Cat.4 までのアプリケーションに構成可能な安全な入出力を実装できるようにするオールインワンの安全ソリューションです。

Safe T100 は、同じく HMS Networks の Anybus CompactCom と連携して動作するように設計されています。 Anybus CompactCom は EtherCAT ネットワークとの標準的な非安全な通信を処理しますが、Safe T100 は安全な通信 (この場合は FSoE 経由) を処理します。

Ixxat Safe T100 に安全プロトコルとアプリケーション層が完全に実装されているため、デバイス メーカーや機械製造業者は、自社の機器に機能安全機能を迅速に追加できます。 Ixxat Safe T100 の一般的な用途は、ドライブ、ロボット、プロセス コントローラーなどのオートメーション機器の安全な緊急停止機能です。

事前に認証され、適合性テストが行​​われたソリューション

Ixxat Safe T100 ソリューションはテュフ ラインランドによって事前認定されており、FSoE 標準 ETG 5100 V1.2.0 への準拠が ETG テスト ラボで確認されています。 これにより、ユーザーは安全なデバイスやシステムを実現する際の開発時間、コスト、リスクが大幅に削減されるというメリットが得られます。

Ixxat T100 は Anybus CompactCom と連携して動作するため、エンド ユーザーは、1 つの通信インターフェイスだけで安全な機能と非安全な機能の両方を提供するデバイスまたはマシンの恩恵を受けることができます。 これにより、産業オートメーション システム全体の構成とプロジェクト計画が大幅に簡素化されます。

主要な技術的ハイライト

Ixxat Safe T100 モジュールは、外部配線エラーを検出できる 3 つの 2 チャンネル入力と 1 つの 2 チャンネル出力を備えています。 入力と出力はすべて 24 V 信号で動作します。

EtherCAT レイヤーの FSoE に必要なすべてのサービスおよびプロセス データ インターフェイスは、ネットワークおよびステータス LED の制御、安全な設定データの送信など、Anybus CompactCom モジュールで利用できます。追加の安全機能として、Anybus 間のインターフェイスCompactCom モジュールと Ixxat Safe T100/FSoE は電気的に絶縁されています。 その他の内部安全機能には、統合された温度監視と安全な状態へのシャットダウン、チャネル単位の詳細なエラー信号送信とエラー処理が含まれます。

FSoE、PROFIsafe、CIP Safety のスケーラブルなコンセプト非安全な Anybus CompactCom と安全な Ixxat Safe T100 モジュール間の内部通信は、「ブラック チャネル」原理に従って行われます。 安全な通信層と非安全な通信層が明確に分離されているため、お客様は 1 つのハードウェア設計で 3 つの主要な安全プロトコル (FSoE、PROFIsafe、CIP Safety) をすべてサポートすることができ、拡張性と効率性がさらに高まります。ソリューション。

カスタマイズされた実装または OEM ソリューション

包括的な実装ガイドラインとユーザー ドキュメントのおかげで、Safe T100 モジュールはデバイス メーカーや機械ビルダー自身が実装できます。 ただし、HMS は、移植および認証サービスだけでなく、実装サービスでも顧客をサポートします。

フォーム ファクター、プラグ、I/O の数などに関する特定の要件に合わせて、Ixxat Safe T100 の顧客固有のバージョンを HMS が開発できます。

Ixxat Safe はさらに…

安全エンコーダ内のスペースが限られている場合や、既存の安全ハードウェアによって設計の柔軟性が制限されている場合など、Safe T100 を統合できないアプリケーションの場合、HMS は機能安全 over EtherCAT (FSoE)、CIP 用のプロトコル スタックも提供しますSafety over EtherNet/IP および CIP Safety over Sercos、すべて TÜV によって事前認定されています。

新しい Ixxat Safe T100/FSoE の詳細については、www.ixxat.com/safe をご覧ください。